ニキビ跡治療
思春期に増殖するアクネ菌
思春期はニキビができやすくなる時期です。
ニキビが多くできてしまうと目立ってしまう為、
コンプレックスに感じてしまう方も少なくありません。
思春期になぜニキビができやすくなるのかというと、
アクネ菌という常在菌が関係しています。
この菌は皮脂をエサとしているのが特徴です。
いつもは毛穴の中に住み着き、特別悪さをするという事もありません。
しかし、皮脂分泌が増加する思春期には、エサが増えるので菌も増殖し
毛穴の中を炎症を起こします。
このダメージによってニキビができやすくなるのです。
アクネ菌が原因のニキビ治療には、抗生剤の処方が一般的です。
抗生剤によるニキビ治療によって、増えすぎた菌を抑えてニキビの治りを早くします。
外用薬と内服薬でニキビ治療を行いますが、どちらで治療を行うかはニキビの状態で
変わります。一般的に内服薬による治療の方が、効果が出やすいようです。
内服薬だと胃腸の調子を壊しやすいという場合は、外用薬での治療が向いています。
また、つい触りたくなってしまう衝動もあるかもしれませんが、治りが遅くなる
だけではなく、肌を傷つけてしまうため大人になってからそのニキビ跡に更に
悩まされることにもなりかねませんので、抑えるための工夫を施しましょう。
思春期のニキビはどうしてもできやすくなってしまうものですので
生活習慣を見直し、根気よく改善していきましょう。
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